あなたは何故噛めないのか?

咀嚼システムが機能するかどうかは、顎関節、咀嚼筋、歯の調和が鍵になる。インプラントを入れる、被せ物だけ作り替えても噛めるようにはならない。当たり前の話だが、噛めるように作製されていることが重要だ。

What is comprehensive dentistry?

あなたは、歯科医から納得のいく説明をして受けただろうか?

うまく咬めないという主訴で歯科医院に行ったのに、ただインプラントを薦められばかりでその原因を全く説明してもらえなかった。。

当院にはこうした患者さんがセカンドオピニオンを求めて数多く来院される。

例えばこのような全顎的なインプラントを治療する方の場合でも、インプラントの前に、適切な診査診断から始める必要がある。

顔貌診査、お口の中全体の軟組織、舌の診査、歯や歯周病の診査、そしてなんといっても顎位(上顎と下顎の位置関係)を正確に分析する必要もある。

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診査項目は100以上

徹底的な診査と分析評価を行う。

Diagnosis

治療の成功を左右するのは、歯だけ治すこと、白い被せ物を入れる、インプラントを入れることではない。

患者さんの生活習慣から遺伝的傾向、顔貌、姿勢から始まり、上下の顎の位置関係や顎関節の形、クリック音、開閉口量、咀嚼の運動経路、噛み方の癖、強さなどを、X線写真、CT撮影、デジタル顎機能測定器、筋の触診などを行うことで、体全体を総合的に診断する。

正確な分析と評価を行い、原因を解明し、その上で綿密な治療計画、方針を立てることになる。

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咬めない原因の90%以上は咀嚼機能の異常、不調和だ。

つまり、顎関節、咀嚼筋、歯の調和、働きをどれだけ理解しているか。

専門医の価値は高度な診査診断の技術と経験、ここにある。

まずはご相談いただきたい。

Implant dentistry and treatment options

難しいのはわかるが、やっぱりインプラントにしてほしい。矯正治療を受けたいというお気持ちも理解できる。

普通の歯科医院では出来ないと言われた噛み合わせ、骨の細さ、歯茎の薄さなどの場合も一度セカンドオピニオンにいらしていただきたい。

インプラントをしたその日に咬めるようになるAll on 4(One day インプラント)やオーバーデンチャー など優れた治療法もある。

インプラントには高度な専門性と豊富な経験、実績が必要であることは間違いないが、インプラントより、入れ歯のほうがいい場合もあるので注意が必要だ。

詳細な精密検査が必要な方には、アルグスディグマ 2という顎機能測定器を用いて、データをデジタル化し測定することもできる。

 

 

 

 

 

 

複雑なケースに応じて、ベストな治療方法を提案、実際に治療を行えるところが、「補綴専門医の存在価値」でもある。

皆様の健康で笑顔あふれる人生をサポートすることが私たちの望みだ。

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