最近、NHK BS2で放送されている、「宮廷女官 チャングムの誓い」が面白いです。
最初は、宮廷の女料理人だったチャングムがついには、王様の医女となるサクセスストーリー。
医女になるための教官の厳しい訓練の中で、
チャングムに投げかけられる言葉で胸に響きます。
「医者に聡明さは要らない、医者は深みのある人間がなるべきだ。
深みのある人間になれ。」
「深み」とは個人的には、「注意深さ」と考えています。
慎重に問診を行い、診断を下すこと。
特に歯科医療は不可逆的な行為(削って、抜いた歯は元には戻らない)なので、
細心の注意を払わなければといつも考えています。
話は戻りますが、今日はドラマの中で「チャングム」の師匠である「チャンドク」が、
歯を抜いていました。
下顎のおそらく、下顎神経だと思うのですが、そのあたりにハリをうち、
エイヤ~っとペンチでひと抜き!
麻酔とか、今では当たり前のように使っていますが、
ほんの少し前まで、治療って大変だったんですね。。
医療技術、材料の進歩に感謝です。
●Information: 「チャングムの誓い」(NHK BS2 木曜日22時~)
16世紀初頭の朝鮮王朝。母の遺志を継ぎ、宮廷料理人の頂点を目指すヒロイン、チャングム。
宮廷内の権力争いに翻弄されつつも、やがて医学を学び、最後には王の主治医という地位に登りつめるサクセスストーリー。
実在の女性医師チャングム(長今)をモデルに、料理や健康に関する情報をおりまぜ、韓国では老若男女の幅広い支持を得て50%を超える視聴率を獲得した話題作。
原題の「大長今」とは「偉大なる長今(チャングム)」の意味
2003年~2004年韓国作品
公式サイトのURL
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/chikai/