日本、優勝しましたね。
ミスしても、メジャーリーガーが出場しなくても(サッカー風にいうと国内組で?)、勝てたということは、それだけ実力があった、層が厚かったということなんでしょう。
見方を変えると、野球というスポーツだから、世界一になれた、ともいえるかもしれません。
チームの結束が問われ、細かい技術、器用さが要求され、フィジカルのハンディがあまりない点は、非常に日本人向きなスポーツだと思います。
イチローの発言や言動が、色々取り沙汰されていますが、あれは別に特別なことではないと思う。
たしかに、日本人は大人しい。それがいいこともあるのですが、こと勝負の世界ではそれがプラスに働くことはあまりない。
インコースにボールがくる度に、ピッチャーを睨み付けていたキューバの選手の気迫をみましたか?あれくらいじゃないと勝てないと思います。
強豪国があまりそういう態度だったり言葉を発しないのは、そういう言動がかえって、相手を燃えさせてしまうことを知っているから。だからあえて言わないのです。
でも最後はイチローが異常なくらい興奮して、感動してましたね。自分はイチローの気持ちとか、よく分かる。宮本選手とか、バッティングピッチャーとかしてたらしいですが、メジャーじゃありえないですからね、国の代表になる選手がそこまで自分を犠牲にするなんて。。
日本の選手の和と精神というか、そういうところが彼をあそこまで奮い立たせたのだと思います。 あとは、やっと自分と同じテンションとういかアツさ、技術を持った監督や選手にめぐり合えたと感じたのでしょうね。話が通じる仲間にやっと出会えたというか。。そういう心境になったのかもしれません。
ところで、色んな人が日記でWBC評しているのが興味深いです。評論で食べている人は、あくまで評論家の視点だし、応援がメインの人はあくまで応援のスタイルだし。
自分は、プレーヤー兼マネージャー(コーチ、経営者など?)なんで、そういう視点でみることが多かった。
あくまでアメリカ有利な組み合わせだったり、王さんの考え方とかイチローの考え方とか。色々考えさせられました。
最後に、優勝できて、ホント良かった。何でも勝つっていうのは、気持ちのいいものです。
結局、最後は運が味方した、というしかありませんが、こういう国際大会で優勝するには、実力だけあってもダメで、運も必要なんですね。
ちなみにこれは、荒川静香さんのコメントです。