今週から大学は2週間の夏休みに入った。地元に帰る者、バケーションに出かける者、それぞれいるが今回私はニューヨークに残り、普段時間が取れずに出来なかった作業をこなし、来年帰国してからの開業準備を少しずつ進めることにした。今年のニューヨークは真夏の7、8月のこの時期、例年のように30度を超えることがなく大変過ごしやすい。バケーション中ということで、学生の数も少なく、図書館もご覧の通り人の気配もまばらだ。

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この休み中にやらなければいけないことを列挙してみた。
1.トピックプレゼンテーション:Provisional restoration in Fixed Prosthodontics(仮歯)プレゼンの準備
2.ポスター発表の準備
3..Literature reviewの秋以降の予習と前期の復習(論文の整理、読み込み)
4.参考論文の整理
5.総義歯学プレゼン資料作成
6部分床義歯学プレゼン資料作成
7.クラウンブリッジプレゼン資料作成
8.インプラント補綴プレゼン資料の作成
9.ブログの公開
10.雑誌連載記事の執筆

これ以外にも、来年の帰国に向けた開業準備を始めなければなるまい。どんなコンセプトでどのような患者層を対象にするか、治療の具体的な内容、オペレーション、治療費や開業場所の決定、スタッフの人数など考えなければいけないことは数限りない。ただ不思議と大変だとかストレスを感じるということなく、むしろ自らの将来像をじっくり思い描いて実現していく作業は非常に楽しい。

もしかしたら、プログラムも2年を終え、自分のやりたい医療の具体像が少しずつ見え始めているからなのかもしれない。